STRINGS
ヒモ。
ってカナ表記で訳しちゃうと、
なんか遊び人な情夫みたいですが(笑)
っと、
ミスディレクションで遊ぶのはこの辺にしておいて。
ストリングス。
操り人形たちが生きる世界。
天から吊られた糸に象徴される、命と心の物語。
彼らは目に見える糸で天と繋がっているけれど、
現実世界の我々も…
もしかすると、不可視の糸で天と繋がっているのかもしれませんね。
人によっては、
それをHigherSelfと呼んだりするようですが、
それは自己の高次元体などではなく、
人類、いや生きとし生けるもの共通の高次元体なのかもしれません。
BABEL
エホバ降りて、彼の人々の建つる街と塔を見給えり。
いざ我ら降り、彼処にて彼らの言葉を乱し、互いに言葉を通ずることを得ざらしめん。
故にその名は、バベルと呼ばる。
バベル、と言われると機動警察パトレイバー the Movieを真っ先に思い出す筆者です。
上に挙げた旧約聖書の一節も、後藤隊長のセリフで語られたバージョンだったりします(笑)
それはともかく。
話題の映画、BABELです。
互いに言葉が通じない…どころか、
生活様式も文化も思考回路も、何もかもが異なる人々。
いや、
たとえ言葉は通じる相手だとしても、
世代、性別、職業など、さまざまな前提によって、
相手のことを理解することが出来ない、人々。
彼らは、自分のことを理解させようとして、
でも、相手のことを理解しようという心を持てずに、
結果、コミュニケーションの谷間に落ち、悩む。
神の怒りに沈んだ都市。
バビロンしかり、ソドムとゴモラしかり。
かの話の教訓であるはずの、人間のエゴ。
でも。
語られてるストーリーは上に挙げたように深いんですが、
同じタイミングに起こったことを複数の視点で描き出している都合上、
つまり時間軸がパラレルになっている分だけ、
話そのものがとても短い印象が…。
イマイチ、2時間なりの映画を1本見たなぁ、
という充足感は弱かったですね ^^;
ハンニバル
シリーズ4作目、ハンニバル・ライジング。
猟奇殺人とかカニバリスムとか、
サスペンス・スリラーというかややホラー懸かった怖さがありますが
その殺人鬼の起源に迫るstory、という本作。
謎は日本に関係がある…という触れ込みなわけですが。
何というか、
欧米のRPGに登場するSamurai、Ninja、Daimyo、Roninとか
そういう世界観なのかなぁ、と。
昔、Wizardryに
Mifuneってモンスターも居たなぁ、
とか思い出してみたり。
それは侍じゃなくて役者でしょー(汗)
バッテリー
電池…ではなくて。
野球のほうですね。ピッチャーとキャッチャー。
相手をどこまで信じることが出来るか。
互いの信じるココロのバランスが崩れた時、
結果もまた、崩れる。
状況が崩れたから、信じられないのではない。
まず、信じること。そして、努力すること。
人を信じてこそ、未来は生まれる。