君の名は。
ちゃんと「。」つけましょう。
付けないと東京大空襲が〜数寄屋橋が〜っていう話に…
って検索エンジンによる句読点評価という壁はありますが(汗)
こっちよりもお子様にも安心。
ってのは置いといて。
交錯する世界線。
ifシナリオへの分岐の入り口。
ifシナリオ側つまり修正選択された世界でのエンディングストーリー。
…いわゆるタイムリープものなんだけど、
現代東京だったりスマホだったり、
リアルの世界線ともどこか繋がってるんじゃないかという感覚は
作品世界内にがっつり引き込まれる要素としてかなり強いですね。
レッドタートル
何だろうな、
「ジブリのロゴ」がこれほど似合わない作品というのも…
いや、別の観点として、
STUDIO GHIBLIのアナグラム名の作品にして単館ミニシアターとかで観たら
「おぉこういうモノもあるのか!」と、スッと入ったかなとも思ったり。
うん、R35くらいでも良いかもしんない。
少なくとも、
ジブリ作品という看板だけでチャイルドシート鑑賞というのは
この作品には合わないだろうな、と筆者は思います。
グランド・イリュージョン
2年ぶりの映画枠エントリ(汗
義賊というスタンスはlawful-chaotic軸ではchaotic側で、
good-evil軸ではgood側だよなぁ…ってのは置いといて。
諜報戦的な化かし合いにマジシャン的イリュージョントリックを満載なので
特殊部隊的な武力アタックもないので結構平和だし、
スパイ映画にありがちな潜伏行動とは真逆の世界というかとにかくハデだし、
いやぁ、エンターテイメント感がすさまじいですね。
何というか、見終えた後にちょっと落ち着いてから、
ハデな演出のほうに目を奪われてた脇に
更に違う何かが映し込まれていたんじゃないか?と…
グランド・ブダペスト・ホテル
映画ネタのエントリを書くのは実に6年半ぶり。
まぁ、更新してなかった時期に見た映画も何本か有るハズなんですけどね。
話の展開がイギリス風味、景色の展開が東欧風味。
それもそのはず、英独合作なんですね。
アメリカ式の派手さは無いけれど、その分「じわじわくる」展開。
ハリウッドとは別の意味で、目が離せない進行です。
でも濃すぎて字幕だけだと追い切れない感じもしますので、
英語原音で楽しむか、もし出ればDVD吹き替え版で観るか…
アース
ん~…
これを映画の尺で観る、ってのはちょっと疑問が残るかも。
National GeoGraphicで充分なんじゃないかと…
ボーン・アルティメイタム
さてさて。
レイトショー時間帯に突入、本日5本目の映画です(笑)
追われる男、追う組織。
組織が誰かを抹殺しようとしていると言うことは、
間違いなく、何か悪さをしてそれを隠そうとしてるのは組織の方である。
簡単なこと、組織が悪くないのなら、
単純に法的措置を講じればよいだけなのだから。
しかし…強大な組織ほど、
上層部の内部犯はあるのかもしれませんね。
追及の手が回ることなんか無いと思って、好き勝手やっているというか…
恋空
本日4本目。
おもいっきり、映画館に籠もってる筆者です(笑)
いやはや…現代恋愛劇には、ケータイは必須アイテムになってきた感がありますね。
とは言え、布団に籠もって朝まで電話してたら流石に途中で電池切れるだろう、
なんてツッコミたくなったのはおいといて。
あのシーン、充電アダプター繋がってなかったよなぁ…まぁいいか。
何て言うのかな、
気を惹こうとすることと、実際好きになることと、
あるいは、
気持ちを離そうとすることと、実際嫌いになることと、
そういったところの矛盾というか。
自分の周りのことは考えられるけど、
踏みにじられる他人のことは考えられない連中とか。
相手の立場を想像し、バランスのとれた行動が出来れば良いのだろうけれど、
思春期世代にそこまでを求められるはずもなく。
だからこそ、思春期恋愛の一喜一憂もあるのだろうし、
暴走する若者もいるのだろうけれど。
しかし…
後先考えて手段打ってからやることやれよと(笑)
続・三丁目の夕日
えー、
公開からだいぶ経ってる気もしますが(汗)
年末ドタバタしてて観損ねていた作品を観てきました。
今ほど豊かではない時代。
生き抜くのに精一杯だった時代。
そして、町全体にまだ人の温かさがあった時代。
こうして、自身が生まれるよりも更に昔の時代を振り返ってみると。
今の時代、確かにいろいろなものが進化して、便利になっている。
しかし、便利な進歩を遂げた分で浮いた力を、
あまりに利己的に浪費してはいないだろうか。
別に、偽善的慈善事業とかに力を割こうなんて話をしているわけではなくて。
助け合い協力し合うどころか、何者か判らないから身を守り固めたりして、
あまりにも、殺伐とした世の中になってはいないだろうか。
それは、人類の生活する密度が上がったせいかもしれない。
人口集中によって物理空間が狭くなるだけでなく、
通信網の発達によって、情報距離もどんどん短縮されてきている。
文明がこれだけ発達した今、
昔の文化レベルに戻って素朴に暮らしましょう、は無理な話。
しかし、便利になって浮いた分の力から、殻を作ることをやめさえすれば、
他人を過剰に疑うことをやめ、協力し合うことを思い出しさえすれば、
世の中もっと平和になるのではないだろうか…
それにしても。
日本橋の上に高速道路が通るなんて、
当時の風景からは想像も付かないですね。
今となっては、山手通りの地下に高速道路が通っても
大して驚きもしない時代になってしまいましたが。
雪猿
さて、続いては、
先日封切りになった、雪山ストーリー。
今シーズンまだ雪山に行っていない筆者。
来週あたりそろそろ行こうかなぁ。
とまぁ、それはともかく。
やっぱり、何かに挑戦し続ける、ってのは重要だと思うとですよ。
順位の勝ち負けじゃなくて、自分への挑戦と、挑戦し続ける楽しみ。
というか、遠くに見定めた目標に向かって進んでいくから、
多少のつらさもまた楽しみになるのであって。
スキー歴、ようやく3シーズン目に入ろうかという筆者。
これだってチャレンジであり、新しいことが出来るようになるのが楽しみであり、
足元ばかり見てたってダメ、は身をもって実感したばかりでもあり。
ろくに滑れもしないのに、日がな一日滑り続けてたのも、つい最近の実体験。
やや苦笑しつつ。
あー。雪山行きたくなってきた(笑)
茶々
歴史はその視点によって様々な側面を見せるわけですが、
これは淀の方、秀吉の側室から見たお話。
時は戦国時代、織田・豊臣・徳川という最後の激動の世。
肝が据わっていないと生き抜いて行けない時代ですね。
いやはや…今の時代、
こんなに肝の据わった立ち振る舞いの出来る人は、
なかなか居ないでしょう。男女問わず。
というか、当時でもなかなか居ない逸材だと思いますが。
今の時代、だいぶ甘い世の中であると同時に、乱れた世の中でもあり。
このくらい肝を据えて世の中渡っていきたいな、などと考えた筆者でした。
いやーしかし、鎧に着替えたシーン、
流石は宝塚出身といったトコロですかね。
魍魎の匣
箱の中身。
閉じられ、外界と隔離されたその四角い空間の中には、
何があるのだろうか。
それは、その箱という隔離空間を求めた者ごとに、
さまざまな様相を呈する。
作中にもさまざまな箱が登場するが、
それぞれの箱に込められた意味を考えていくと、なかなかに興味深い。
しかし…
それぞれの箱から漏れ出ずる、放射能のごとき様々な想い。
げに恐ろしきは、人の生き霊とも言える、怨念かな。
くわばら、くわばら。
アイ・アム・レジェンド
ぼろぼろの閉鎖地区に、燃料やら食料やらがどうやって供給されて居るんだろう…
というのはまぁ、数百万人居たはずの場所に1人しか居ない状況では余裕なほどの量の
保存性に優れたモノが都市内にあるんだろうな、ということにしておくとして。
感染性ゾンビですよ。
人ゾンビも犬ゾンビも居ますよ。
アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は出てきませんが。(笑)
しかしまぁ、
孤立無援、生存者1名というこの状況。
精神的ストレスというのは、かなりのものだろうな、と。
近くにいる、助けるべきは皆ゾンビになってしまっていて。
助けるための研究には、助ける対象も実験サンプルにしなければならないし、
サンプルの捕獲を阻止しようとする、別の対象も排除を余儀なくされたりして。
それでどこまで助けたと言えるのだろうか、なんて疑問も
筆者としてはわいてくるのだけれど、
それでも全放置では、何も助からないわけで。
タフだなぁ。いろんな意味で。