君の名は。
ちゃんと「。」つけましょう。
付けないと東京大空襲が〜数寄屋橋が〜っていう話に…
って検索エンジンによる句読点評価という壁はありますが(汗)
こっちよりもお子様にも安心。
ってのは置いといて。
交錯する世界線。
ifシナリオへの分岐の入り口。
ifシナリオ側つまり修正選択された世界でのエンディングストーリー。
…いわゆるタイムリープものなんだけど、
現代東京だったりスマホだったり、
リアルの世界線ともどこか繋がってるんじゃないかという感覚は
作品世界内にがっつり引き込まれる要素としてかなり強いですね。
ところで。
この作品を敢えて演者視点、表現者視点で観ると結構大きな発見がある。
女の器の中に入った男、男の器の中に入った女。
この作品からは離れるけれど、オカマはなぜオカマに見えるのか。
男装の幻想性に対する女装の逸脱性。
リアリティという非リアルにおける現実感演出の差。
なんて言うのかな。
内面精神軸と外面粉飾軸、
この交点の落としどころを咄嗟に答えようとしたときに滲み出がちな
男女の非対称感というのがこの作品ではあまり無くて、
それが故に、異性を演じるのではなく異性に入れ替わっている感がより強く表れている、というか。
そのコアを紐解いて自在に扱うところまで到達出来たら
表現力の引き出しもまた大きく様変わりするんだろうな、と考えた
時々役者属性の筆者でした。
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