入学式を欠席した教師
入学式シーズン…もまぁ一息ついたところですが。
入学式を欠席した教師、元ネタは2年前でしたっけ。
そこだけ切り取るんじゃなくて、もうちょっと汎化したところから見てみたいと思います。
組織体を通じて何らかのサービスを提供する、
つまり会社勤めという形態を考えた場合、
これは「特定個人に紐付くことなく、代替者がサービス提供可能なシステム」と言えるでしょう。
この状態では、個々人を識別する記号としての名前や個体差はあれど、
基本的には「ある一定水準を満たしており代替可能な群の中から抽出された一個体」なので
休暇取得行為がその「一定水準」を割り込む所行なのかどうか、ということになります。
どちらかといえば、どんな日に誰が就業していて誰が就業していなくても成り立つような組織化、
「一定水準」を満たしているとされプールされているメンバーのいずれかが提供される形態、
と言えるのではないでしょうか。
対して、自営業者組合のようなパターンであれば、提供サービスでの競争になるでしょう。
もっとも、優先度基準をどこに持って行くのか、
重要案件であれば先約を何とかしてでも対応するのか、それとも先約主義で行くのか、
提供側の考え方もそれぞれ、評価側もそれぞれ自分にあったタイプを選択でしょうね。
その上で…
自分が提供する側だったらそんな対応は出来ないけどそれを提供してくれ、
みたいなアンバランス型というのは、そのまま需給バランス崩壊へ直結するんじゃないかなと。
能力的分担での分業は良いことだと思いますが、
立場的関係性での分業では歪みしか生まないよなぁ、と思う筆者でした。
コメントを残す