なんとなくyanma。

www時代以前からInternetに居る人の、日常の1コマ。
Fri, 21 Nov 2008 08:48:15

新宿ベルク騒動

巷では、こんな契約更改騒動が起こっているらしい。

しかし、両者の言い分や周囲の怒りの声なるものを聞いて行くにつれ、
「?」が積み上がっていく。

それは…認識のズレと、過剰反応と、やろうとしている事への自信度合い。
それと、感傷で本質が更に見えにくくなっている感もある。


定借への変更に関する認識。
実質的に期限無しで更新し続けることが出来るか、
一定期間ごとに再審査が入るか、という差である。

過剰反応な部分。
契約種別が変更になったからといって、
新しい内容における最悪なシナリオが100%起こるわけではない。
単に「起こりうるシナリオの1つ」として想定されるだけである。
それに、今回の例で言えば、退店というシナリオは営業停止ではなく移転でしかない。

自信度合い。
要するに、自身の技能やコンテンツで客を惹いているのか、
周辺の便利度や他のコンテンツに惹かれたヒトがついでに寄ってくれるのか。

自信過剰かどうかはともかく、
自分のコンテンツの人気に自信があるのなら、
多少移転したってお客さんは付いてくるだろうし、
退店させた側に客なんて流さねぇよ的な構えを見せることだって出来る。

こうなったら、切る方も必死である。
よほど大きな方針転換があって、有益なコンテンツでも切らざるを得ないか、
もっと大きく成長しそうなコンテンツに賭けてみるのか、
いずれにせよ、大きなリスクと戦わなければならない。

今回の件、1万2万と署名が集まるくらいなら、認知度はそれなりにあるんでしょう。
コンテンツとしての成熟度はまぁ充分なんじゃないでしょうか。
特定の場所、にしがみつくのでなければ、次の受け入れ先もありそうなものです。

拳を振り上げるばかりでは脳無しである。
振り上げ方と降ろし方、共に重要。

Posted by yanma  Category:時事ねた  comments:3

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“新宿ベルク騒動” への3件のフィードバック

  1. Takakiyo より:

    おひさ。この件,大好きな店のことなので,ちとコメント。
    >契約種別が変更になったからといって、
    >新しい内容における最悪なシナリオが100%起こるわけではない。
    マイシティにはいってたBERG以外の個人店は,すべて「定期借家契約」に
    切り替えられた後,契約満了時に退去させられてます。100%です。
    >今回の例で言えば、退店というシナリオは営業停止ではなく移転でしかない。
    BERGは,あの場所であるからこそ可能な営業形態の店です。
    通常の飲食店ではあり得ないほど高く設定された原価率で,
    開店から閉店まで途切れないお客に料理を提供し続けることで,
    超・薄利多売による商売を実現しています。
    あの店の前の人通りの多さがBERGをささえてます。
    他の場所に移動したら,あの店は存続できません。
    >自信度合い。
    >要するに、自身の技能やコンテンツで客を惹いているのか、
    料理の質です。
    いいから,一回行って,ホットドッグと黒ビール頼んでみ。
    その安さと味にびっくりするから。
    >次の受け入れ先もありそうなものです。
    何より,現在,東京都内では駅前で飲食店営業可能なテナント用地が
    物件としてほとんど出回っていません。新宿駅前になると皆無に近いです。
    代替地をみつけることは,極めて困難だと言わざるをえません
    あそこを追い出されたとたん,BERGは死にます。

  2. yanma より:

    Takakiyoさん、
    お久しぶりですね。
    確かに、「今のベルク」というコンテンツそのものを維持すると考えたら
    抵抗する以外に選択肢はないでしょうね。
    しかし、非常にマクロな捉え方をした場合、
    店子の生み出す多様な価値に注目することなく、単純に利益のみを追求する大店の存在、
    といった問題が浮き彫りになってくるのではないか、
    そして、現代資本主義というのはその方向に傾倒しているのではないか、
    というところに切り込むコメントこそが、一つ大きな警鐘であると考えています。
    代替スペースが無い、手を差し伸べる大店もない、となったら
    それはいよいよ多様性よりも効率性に特化した、超効率化社会の幕開けです。
    カネが無いのにカロリー取りたきゃ牛丼かハンバーガーでも食ってろ、的な
    効率的搾取社会への第一歩です。…まぁ、極論ですが。
    こう見た時、警鐘の効果を最大に発揮するのは、
    大店が見限ったコンテンツが大成して、大店に「逃した魚は大きかった」と
    自覚させることなのではないか…と思うのです。
    ま、大企業はその程度ではびくともせず、新しいコンテンツを追い求めるのでしょうが。
    個人的な所見ですが、移転と多少の値上げを伴ったお店の改革があったとしても
    充分新コンテンツとして成立するだけの雰囲気も味も持っているお店だと思います。
    なので、敢えて一般的な視点とは異なる視点からコメントしてみた次第です。

  3. Takakiyo より:

    >個人的な所見ですが、移転と多少の値上げを伴ったお店の改革があったとしても
    >充分新コンテンツとして成立するだけの雰囲気も味も持っているお店だと思います。
    いや,無理でしょう。現在のBERGは存在するのが奇跡のような特殊な店です。
    BERGはわずか15坪の小さな店ですが,売り上げは日に60万円を超えます。
    一般的なコーヒーショップやセルフサービスの飲食店の売り上げが,
    日に10万~20万程度ですから,その異常な高さがわかります。
    客単価を考えると,来店者数は日に1000人前後いることになります。
    BERGという店は,この売上高,来店者数に最適化された営業形態をとっています。
    たとえばパン。峰屋という職人気質のパン屋から日に3度仕入れているのですが,
    大量に仕入れたパンを,毎日,完全に使い切っています。これにより
    BERGは「日持ちはしないけど美味しいパン」を使用することができています。
    これもBERGが安定した大量発注をおこなっているから言えている贅沢で,
    売上高がいまの半分以下に落ちたら,付き合ってくれるパン屋がいるか,
    疑問です。また,客数に増減が出ると,どうしても翌日以降に残す分が出て,
    保存料のはいったパンを使用せざるをえなくなります。
    ソーセージもレバーパテも野菜も,同様に大量販売をとことん利用して,
    鮮度や品質を保っています。
    それからビール。新宿東口の改札よこという立地により「朝からビールを
    頼む客が結構なボリュームでいる」という利点がBERGにはあります。
    そのためビールの売上量も半端ない規模であり,メーカーとの共同開発や
    限定商品の入荷など,おおくの利点を受けています。

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