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Tue, 05 Jun 2007 17:35:37
主人公は僕だった
実体験をベースに脚色して、自分を主人公にして小説化する…
というのは聞く話ですが(以前、筆者もやったことがあります ^^;)
これは、別の誰かが書いている(進行中の)小説とリンクしてしまう男の話。
しかも…小説のエンディングは、主人公は死んでしまうという筋書きで。
迫り来る死の運命、死に対する葛藤、
そのカギを握っている小説家へのアプローチ…
意に反して何かを失いつつある時の、ヒトの行動。
それが空想の世界だけの出来事なのか、
現実とリンクしている出来事なのかは定かではないけれど、
誰かの運命の鍵を握る立場。
ヒトは果たして、誰かに対して悲劇を突き付けることが出来るのか。
心の深淵を覗き込むようなストーリーですね。
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