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Tue, 10 Apr 2007 16:31:16
ダヴィンチ考。
上野へ…
東京国立博物館で開催中のレオナルド・ダ・ヴィンチ−天才の実像を観てきました。
レオナルド・ダ・ヴィンチと言うと、
モナ・リザを描いたヒトと即答する方も多そうですが、
人体均衡図とか動滑車とか羽ばたき飛行船とか、
筆者としては、数学的なヒトというイメージが強いです。
絵画を観ていても、遠近とか消失点とか、
あるいは神聖幾何学に分類されるような図形群とか、
至る所に登場する、科学的なモデルがあり。
かたや、ダ・ヴィンチ・コードに登場するような、
キリストやマリアに関係するような題材を扱っていたり。
何というのかな、
感性と科学は切り離して存在することは出来ず、
感性が暴走すれば秩序が崩壊するし、
科学が暴走したら世界そのものが崩壊するし、
というような関係上の絶妙なバランスとでも言うのでしょうか、
そこに惹かれるものがありました。
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