1
Wed, 25 May 2016 16:52:31
集客力という評価軸
演者に集客力を求めるシーン、というのをよく見かける気がします。
確かに、起用した人がたくさんのお客さんを引っ張ってきてくれれば、
宣伝効果という意味では大きいことも確かではあるのですが。
役どころへのマッチング度合い、というのがまずあって、
いろんな役どころに起用できる器用さを持っている演者は幅広く活躍するだろうし、
尖っていてスイートスポットが狭いけどハマれば大きいという演者だって使いよう。
で、上手くマッチする起用と演出が出来れば、良いコンテンツになる。
逆に、集客力のある人を起用しても、その人のイメージと異なるコンテンツなら、
チラ見をするお客さんは増えるかもしれないけど、定着しないわけです。
まぁ、組織票を構成する親衛隊あたりは、
そのコンテンツのお客を演じ続けるかもしれませんが。
集客力・営業力系の評価軸と、適応力・突出力・表現力系の評価軸。
混同しないようにそれぞれを見ていきたいなと思う、筆者でした。
コメントを残す