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Wed, 24 Jan 2007 18:59:22
マリー・アントワネット
やけに席埋まってるし、しかも女性多いなー…
と思ったら、今日レディースデーか。
公開初週だし、作品が作品なだけに、納得。
ということで、マリー・アントワネットです。
虚飾と欺瞞の宮殿。
世間知らずなニート的政治。
伝統的規範で動かされる着せ替え人形の人生。
引きこもりヲタ的な生活。
傍にいる妻よりも、錠前の技術に没頭する夫。
そんな世界を、心から受け容れ愛することが出来るだろうか…
きっと、孤独感がどんどん膨れあがっていったのではと、思います。
そして、その孤独感をマヒさせる、更なる虚飾と、お菓子の山。
そんな喧騒から離れた、LOHASな村の別邸。
それはきっと、マリーには唯一の安息の場所だったに違いない。
最後、王は責任と強制終了について考えていたようだけれど、
王妃のほうは、夫に対する愛と覚悟と言うよりは、
自分の人生を満了したような印象でした。
どんな逆境でも。自分の人生に、自分なりの楽しみを見いだし、進んでいく。
素晴らしい生き方だと思います。
そして、逆境の要因となった諸々については、悲しくも思います。
こんな素晴らしい人が、もしもっと違う環境に居たら…なんてね。
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