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Wed, 15 Nov 2006 03:20:23
ある山道で
連日だが、
今日もまた、NightCruiseに出掛けた。
なんとなく向かった先は、G県の山中。
あれこれと、悩みに考えを巡らせながら、
高速道路をノンビリとCruiseして行く。
高速道路を降り、山に向かって走ろうとした時、
後ろから追い上げてきた車が、筆者を追い抜いていった。
何か、妙な感覚が走る。
どこかで見たことのある車だ…
青いLEVIN。
筆者が、昔乗っていた車と同型車…
いや、記憶にある限り、ソックリだ。細部までも。
悩みなど消し飛び、
アクセル全開、夢中で追いかける。
山頂のちょっと広くなった場所で、
2台は示し合わせたかのように停車した。
久しぶりね。楽しかった?
えっ?
女性の声だ…
しかし、筆者の記憶を辿っても、
この色のこの車に乗っていた女性の友人は、居ない。
でもまぁ、悩みなんか忘れて、
久しぶりに楽しく夢中になれたことは確かだ。
久しぶりに楽しかったよ。ところで君は…?
彼女はそれには答えず、筆者をLEVINへと誘った。
まぁまぁ。それより、ちょっとこっち乗らない?
興味ありそうな顔してるよ、この車に。そして、私にも。
なんか、心を見透かされているようだったが、
ひとくち乗ってみようかという気分になり、彼女に従った。
そして、LEVINは、筆者と彼女と共に、
夜の道へと消えていった…
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