誤解を与えた側が悪い?
往来の口げんかでもblogやTwitterの発言でも、
その他どんな場所でも誤解というモノはついて回るもので。
そういう中でよくあるのが、
「誤解を与えるような表現はしないでください!」という追及と、
「誤解を与えるような行為をして済みませんでした」という謝罪。
いやまぁ、
敢えて誤解を与えかねない表現を使って話を誘導しようとしていたのであれば
それは悪意のある「わざと誤解」であり、誤解を与えた側が悪いでしょう。
逆に、敢えて曲解して読むことで話を誘導しようとしていたのであれば
それもまた悪意のある「わざと誤解」で、誤解したフリをした側が悪いでしょう。
でも、過失的なミスが生んだ誤解というのは、
基本両サイドとも歩み寄っていってこそ、解決に繋がります。
伝えたい内容全てを出し切れていないかもしれませんし、
全部出し切れていてもその一部を見落としていたかもしれないのですから。
あるいは、先日の「伝える」と「伝わる」のように、
解釈の差異だってあり得るのですから。
「誤解を与える表現をしてしまいました」
「いえいえこちらも見落としがありましたから…」
これなら簡単に成立する。
でも、
「誤解を与える表現をしてしまいました」
「そうとも誤解したともどーしてくれる!」
これでは一方的ですし、
「誤解を与えるような表現なんてしてねーよ!」
から入ってもやっぱり一方的なわけです。
こういう時こそ「歩み寄る」姿勢が大事なんじゃないかなと感じた筆者でした。
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