損得勝負の文書たち
法律文に規約文。
本来それは「モノゴトを円滑に進めるために」
不文律コモンセンスを明文化しておきましょう、といったトコロかと思うのですが、
どうもそうではない方向へと行きたがる感が強いというか何というか…
先に踏み外したのはおそらく「読み手側」でしょう。
こうやって書かれてるんだから、
書かれてないこの辺で目一杯何かやってもお咎めはないハズ!
ってなことを言い出したりするわけで。
で、常識的に考えてそれはやり過ぎでしょう…っていうツッコミお咎めに対して
「そうですね度が過ぎましたスミマセン」だったら
まぁまぁその辺で…となんとか納まりそうなトコロなのに、
変に「帰省すると書いてないんだからお咎めなしが正しい!」などと出るものだから
それじゃ明文化して規制しましょうか、ってなことになる。
逆もまた然り。
明文化してまで禁止したことなのに何故破った!というのを過剰に適用して、
真っシロな中にある一点のクロいシミを指摘したり、
ごま塩状態の中から1つだけクロを取り出して見せしめのように咎めたり。
それもまたやりすぎだろう、ってなことになる。
一周まわると更にひどいことに、
罰則規定を受けさえすれば規則破ってもいいんでしょ?
なんていう本末転倒な自体にもなったりするわけで。
更には、「書き手側」が踏み外すと、更に酷い。
一方的で理不尽な内容でも「書いてあることを了承済みである」で押し切ったり、
それも4pt淡色印刷とかWeb小窓の中とか読みづらいことこの上なかったり、
もうこれは「クレームバトルで利益を上げるための文章術」ではないのかなと。
公正な正義の天秤はどこへ…
コメントを残す