よそ見の情報量
別に、脇見運転とかながら運転とかを絶賛奨励するわけじゃないんですが。
(危ない行為はやめましょう。)
車を運転していて、
・目に入ってくる情報量
・安全な運転に最低限必要な情報量
って、結構な開きがあると、筆者は思います。
最低限必要な情報というのは、
・車線のエッジがどこか
・同方向に向かう大きなモノ(主に車両)との相対位置とその変動量
・車線と関係ない動きをする小さなモノ(主に歩行者)との相対位置と次の動きの予測
・路面状態などの環境
・標識や信号などの指示
・メーター類に表示される諸々の計測値
とか。
じゃあそれ以外、目に入ってくるたくさんの情報はと言うと…
・派手なクルマが走っとるなぁ
・あの店、美味そうだな
・おっ、綺麗なオネーチャンがおる
とかはまぁ良いとして、
行った旅先ごとに街並み景観の特徴は異なるし、
歩いている人たちの恰好を見れば流行もなんとなく見えてくるし、
ナビ頼りじゃなく自車位置を意識して走っていれば地理にも強くなるし、
なんだかんだと凄い情報量なわけですよ。
立ち止まってるのに比べても、移動している分「触れるモノの絶対量」が多いですから。
そうすると、代わり映えしない高速道路の遮音壁だとかはつまらなく思えてきますし、
多少疲れはじめて情報処理能力が少し落ちてきてもまだ移動には支障は無さそうですし、
初心者との運転技術の差というのはそういう情報の整理というか取捨選択力かなとか
まぁいろいろと派生して、筆者はモノゴトを考えるわけですね。
いずれにせよ、運転に必要な最低限の情報処理能力を確保しつつスマホをいじれるほど
人間にはキャパシティは無いとも思うのですが、
歩きながら電話の向こうの相手と会話するくらいはギリギリなんとか…
って、そういう配分がうまく出来ずに周りの危険に身を晒してるような状況も
街中でよく見かけたりもするわけで。
ま、何の話をしたいかよくわからなくなってきましたが、
折角そこに居るんだから、そこでしか得ることのできない情報に触れようよ、
ってことですかね。
空間を跳び越えていろいろな情報に触れることの出来るデバイスも便利だけど、
それは今ココでなくても使えるわけですから。
もっとも、今必要だけどココに無い情報を引っ張ってくるのにはとても便利なので
一切使うなとは言わないし、筆者も便利に使い倒してますけどね。
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