切り拓くという情熱
成長して実が収穫できるまで3ヶ月かかる種を持っていて、
とりあえず2ヶ月間は利用出来る畑があったとして。
さて、このままではどう考えても計算が合わないぞ、となった時。
どうしますか?
何とかして、畑を使える期間をあと1ヶ月伸ばそうと画策する…
でも、種も蒔かずに交渉に奔走してたら、
今確保できてる2ヶ月だって少しずつ減ってしまうし、
収穫の旬だって逃してしまう。
じゃあ、パパッと計算して、そんなトコロにはチカラを注がずに諦める?
浪費を抑える、一番堅実で賢い選択だ!…っていう評価もあるのかもしれないけれど、
やる前から諦めるってのは、成功を掴むことをはじめから放棄してる、ってことだよね。
勿論、食い止めることがほぼ不可能な何かがあるとか、
あまりにも危険な横槍が懸念されるとか、
そういう、降りた方が堅実だ、っていうシチュエーションだって無くはないけど。
たとえば、
明らかに役萬テンパってるであろう相手の前で、単騎の立直のみで突っ張ってたら
それは無謀でしかないわけで、降りた方が良い。
でもさ、
先のことなんか置いといて、とりあえず2ヶ月間、種を蒔いて真剣に育ててみる、
ってのも、一つの手段なんじゃないかなぁ。
「3ヶ月目を見てみたい」
って、周囲に思わせるくらいの情熱を持って。
…自分の財布の中身が増えることとか、
何かを嘲笑うことで自分の相対的地位に満足することとか、
そういう想いの人たちにこそ、
このような「切り拓く想い」をぶつけてみたいですね。
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