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Tue, 04 Nov 2008 17:28:46
旧友の訃報
最後に会ったのは20ヶ月ほど前、
の旧友の訃報が入った。
その日の彼の顔は、死相とまでは言わないまでも
既に精気の弱まっている顔をしていたし、
既に、明らかに異なる時間軸の上に立っていたように、思う。
そう、あの日はまるで黄泉比良坂を下って行ったかのように、
筆者も向こう側の時間軸を経験してきた。1日だけ。
いや、その日のエントリに書いたように、
久しぶりにその時間軸に乗ってみた、というべきか。
普通は、そんなゲートを行ったり来たりすることなんか無いし、
わざわざ向こう側を見てこよう、なんてことを考えること自体、
一般人にとっては、稀な、いやありえないことだと思う。
向こう側から見る現実世界とは。
かくも小さな事に一喜一憂している様が滑稽に思えるし、
それの意義すらも揺らいでくる。
だが、現実世界の側に戻ってくると、
その一喜一憂を原動力として、次にまた何か一発かましてやろう!
などと思ったりするのである。
どっちの世界が良いか、って?
好きな方を選んだらいい。無理に介入干渉をする気もない。
ただ、両方を経験している身としては…
多少苦しくても、生きていればこその楽しいことを追い求めて行きたい。
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