真・民主主義
米大統領選、トランプ氏の勝利になりましたね。
で、経済混乱とかデモとかが起きている、という現実。
ヒラリーさんの敗北宣言は民主的選択結果に則ったものだったけれど。
これ、ある意味で、
「ここからが真の『民主主義』に進む第一歩」なのかなと。
では今までの民主主義は何だったのでしょう。
それは、
「上流体制派民主主義層と、そこからハミ出すと生きづらい感をもつ層」
つまり、
選挙権としては明治型を脱して「普通選挙」と称していたけれど、
本当に言いたいことは伏せてタテマエで塗り固めた社会。
もっとも、
すべての民が単純衝動に従って好き放題を始めたら大混乱必至。
もっと言えば、
真・民主主義というのは政治的最適解に近いのかどうか、
これまでの民主風主義はどうだったのか、
というのもあるのですが。
でも、
タテマエではなくホンネで良いと思う方向を皆で模索できる社会へと
進んでいくことができれば、大きな一歩になると思います。
…とはいえ。
あらためて選挙後の反応を見て思うのは、
「ハミ出すと生きづらい」を標榜する層は不安を訴えたのは必然だけど、
それをデモとして当選者方向へと撃ち放つのは民主的では無いというか。
今まで民主主義を担いでいた層が一番民主的ではなくて、
民主主義ルールの土俵で戦って新体制を勝ち取った側のほうが民主的だった、
みたいな捻れ感が印象的ですね。
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