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Fri, 20 May 2016 15:15:28
改良と刷新
現状イマイチだからテコ入れしていきましょう、
という話は随所に転がっているものではあるけれど。
何というか、連続体だなと感じるモノと、不連続だなと感じるモノと。
改良に必要なのは、どんな発祥でどんな経緯を経て現状があるのか、
困っている部分はココとココだからこんな方策を打って…
という「現状を知ること」だと、筆者は思います。
対して、現状で良いところもたぶんあるけれど、
ココとココが悪い部分だから一旦全部洗い流して…
というような「置換刷新」が採られることもあるわけですが、
これって、旧バージョンで良かったところが新バージョンに残るかって言ったら
残らない可能性が高いんじゃないのかなぁ、と筆者は思うのです。
良いところが「なぜ良いのか」研究することを厭わない人であれば、
おそらく前者を採るでしょう。
後者を採っている時点で、現状を研究する気ゼロ、
新しくやりたいことだけで頭の中がイッパイ。
歴史教科が「因果関係」よりも「出来事一覧」方向に傾いている影響、ですかね。
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