虎
こんな夢を見た。
(前回の夢十夜風味もよろしく(笑))
しかし…夢って面白いですね。
脈絡のないモノが巧妙に絡み合ってたりして。
これから、四国は高松まで出張である。
…何故高松なのだろう。これといった繋がりはないはずだが。
まぁいいか。
新幹線を岡山で降りて、どうやら瀬戸大橋を車で越えていくルートなのだろうが、
なぜか、サロンバスのような乗り物に乗り込む。
仕事上ではあまり関わることの無いはずの、実在の友人が数名、既に乗っていた。
しかも、彼らも同じく四国へ行くというシチュエーションが、どうにも理解しがたい。
まぁ、それはともかくとして。
ややあって、バスは無事に、目的地であるお客様の商業施設に着いたようだ。
早速、打ち合わせのために会議室に通された。
いつもの…いや、正確には、去年実際に筆者が関わっていた仕事の話が展開される。
2時間くらい打ち合わせをしたのだろうか。
休憩を挟みましょう、ということになって、一時解散。
商業施設内をしばらくうろついていると、
ふと、トイレに入りたくなった。
しかし。商業エリア内は、どうも混んでいていけない。
恐らくオフィスエリアであろう、先ほど打ち合わせをしていた
「staff only」のゲートの向こう側に戻る。
目的の設備はすぐに見つかった。
が…妙に広い。12畳くらいはあるのではなかろうか。
その片隅に、1基。
タオル地とかじゃなく、なぜか羽根っぽい材質で出来たカバーが掛かっていたり、
妙に豪華…と称して良いのかどうかも微妙であるが。
こんなの使って良いのか?と多少ビビりつつも、意を決して座った。
ほっと一息、と思うかどうかのタイミングで、
背中側の辺りからなにかがヌッ、とのし掛かってきた。
両肩から、猫…にしてはサイズが妙に大きいもの…おそらく前足、が2本見える。
虎だった。
しかし、なぜか危険は感じない。
というか、妙に人なつっこい様子。
ペット、なのだろうか。
それにしては何故、トイレに突然現れるのだろう。
あらあらあら…
どこからか、女性の声。
はっ。そういえば。
広さに圧倒されて、と言うか入口から全部で一室だってことを忘れて
鍵とか閉めた記憶がない。
もっと記憶を辿ると、男女別の札もなかった気がする。
さて、このシチュエーションにどう対応しようか…と思案してみたものの、
どうやら来訪者の興味は、虎のほうに行っているようだ。
ダメじゃないの、お客さん脅かしちゃぁ…
ごめんなさいねぇ、この子が脅かしてしまって。大丈夫でした?
どうやら、虎は、このお姉ちゃんのペットのようだ。
ということは、彼女はオーナー家族の一員というところか。
しかし…この場合、何をもって大丈夫というのだろうか。
身の安全だろうか。あるいは、無事に用が足せたことだろうか。
少なくとも、まだ座っている状況の脇に誰かが居るという状況は、大丈夫ではない(笑)
いやはや、
世の中、奇怪である。
虎に後ろから抱きつかれたら、結構怖くないですか?▽?
以前私のユメに出たクマは、走って早くて、水も入り木の上も登り、家に入っても体当たりされ、本当に怖い思いをしました(;−;)
んー、
何というか、恐怖心がかなり欠如してるかもしれず(汗)
まぁ、先日「口裂け女」を観た時は、2度ほど背筋ゾクッ!と来たので
完全に恐怖心欠如ってわけでもなさそうですが。
今回の虎も、
「あっ虎だぁ…どうしようかなぁ、こんなトコロで虎と戯れても困っちゃうなぁ」
くらいにしか思わなかったです(笑)
そうだよねぇ、普通ならかなり怖い夢の部類だよねぇ。