二手に分かれて
緑と青と。
…と書くとIngressの話だけど、
まぁそれに限った話でもなく。
各試合毎にチーム設定をしてバトル開始、というのであれば選手は全員同じ枠内にいて、
チーム分けから本戦までで「今回の作戦」を立案展開するわけだけど。
例外的なチーム変更を除けば片方のチームに所属し続けるタイプの場合、
ノウハウは「それぞれに蓄積」されていくわけです。
もちろん、Ingressのように2陣営に分かれるに限らず、
多陣営に分かれて対抗戦をやるようなタイプだったとしても同じこと。
ゲームロジックの都合で最強の唯一解があるような場合、
そこに早く到達したチームが先に強さを手にするわけですし、
後からでもそこに到達したチームは同じ強さを手にするわけですから、
解法ヒントの共有というのは優位でいられる時間の短縮、
つまり自チームにとって確実にマイナスになります。
もっとも、唯一最強解が無いタイプというのがほとんどでしょうが、
それにしたってノウハウというのはそれぞれに積み上げていくものでしょう。
体験談にしたって研究レポートにしたって、
お互いがそれぞれに自チームの強化に向けて展開していくものであって、
他チームがどうやっているかというのは
「知りたい」「漏らせない」のぶつかり合いなわけです。
結果、各チームが個別に同じコアに対して異なるアプローチの研究をしていくわけですね。
この辺の「漏らせない」感が弱いというか、
「今後も優位に立ち続けることができる情報」という判断が弱いというか、
むしろ「1回やってやった感」を公開拡散したい方向なんじゃないか?
みたいな話が多いなぁ、と感じる今日この頃でした。
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