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Tue, 20 Mar 2007 23:36:40
モーツァルト
最近、
ドライブBGMにClassicを聴いてたりします。
先日なんとなくMozartの10枚組CD-BOXを入手して、
iPodに転送して流し聴いてたんですが、
ふと頭を過ぎったのが、Mozartの明るさの話。
確かに、Mozartの音楽は優美繊細なロココ調で、明るい長調音楽が多い。
当時の歴史背景を考えれば、趣味的作曲家ではなく職業作曲家としての彼は
世間のニーズに合わせた明るい音楽を書き続けていたのでしょう。
しかし…10枚の半分過ぎまで来て、をや?と思ったことが。
そう。40番、有名なGm調の曲。
優美繊細な中に悲壮感や哀愁が漂うそれを聴いていると、
負の感情に属するようなものまでも昇華して魅せる彼の技術が見えてくるようです。
筆者が以前書き残した一節。
蓋をするのではなく、昇華による成長。
かりそめの白を見せるだけでなく、浄化と昇華を魅せる技術に、
あたらめて想いを馳せました。
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