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Tue, 20 Feb 2007 23:39:54
DREAM GIRLS
ブロードウェイ・ミュージカルから映画化された、DREAM GIRLS。
埋もれているArtistを売り出していくためのMetamorphoseだけに留まらず。
Majorityによる文化侵食、とでも言うんですかね、
より売れる形態へと、Artistの望まない方向へとMetamorphoseをしていってしまう。
自己追求に始終し、大衆に知られることなく活動するか、
大衆の求めるモノを演じる道化になるのか、
はたまた、自己の表現を大衆向けに咀嚼して、より広い範囲に伝達していくのか、
あるいは、
中間業者のエゴで、望まれるモノを提供する人が居るのにその経路が閉ざされるか…
望まないモノで栄光を掴むか、
望むモノを追いかけて栄光を逃すか。
究極的な選択に追い込まれて、
表舞台から去るという選択をしたヒト達、
表舞台で演じられることが無くなったコンテンツ達への
鎮魂歌とでもいうところだろうか。
そして、
あるコンテンツが表舞台から消えることに対する、
大衆の無関心さへの警鐘もまた、含まれているのではないかと。
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