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Sat, 13 Jan 2007 15:38:03
愛の流刑地
またも公開初日から見に行ってしまいました(笑)
深いですね、このストーリー。
硫黄島もイロイロ考えさせられましたが、
愛の流刑地もまた、イロイロ考えさせられる、良いストーリーでした。
はい、以下は毎度の通り、
筆者の人生観と混ざった感想です(笑)
「普遍的客観性」って何なんだろう…
当事者の主観でしか表現できない世界。
それを「解釈」しようとする、別の人の主観。
そこに相違があることを認め合えればいいのだけれど、
認めないが故に、あるいは立場上認めていないように振る舞うが故に起こってしまう、茶番劇。
ただ、1つ言えるとすれば、
主観の中にしかない幸せは、同時に、周囲を傷つけていると言うこと。
当事者本人は幸せかもしれないけれど、より多くの不幸を巻き起こすことでしょう。
そして、主観的幸せの代償としての、罪と罰。
溺れたい世界と、そこに飛び込む選択をすることに伴う責任と覚悟。
まぁ、筆者個人的には、
何かを代償にした幸せは、真の幸せじゃない気がしますけど、
それでも本人にとっては幸せなのかもと思うと、複雑な心境です。
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