多数派に向くか少数派に向くか
世の中、どんなものでも
多数派と少数派は存在します。
50:50とか100:0とかになんて滅多なことではならないのですから、
まぁ当然のこととも言えるでしょう。
しかも、2択とも限らないわけで。
母集団に対して多数派が10%しか居ませんでした、
なんてことも普通にあるわけですね。
さてさて、そんな中で、
多数派の方を向きますか?少数派の方を向きますか?
筆者の場合は、
ほぼ間違いなく少数派の方を向きます。
理由は簡単です。
「マジョリティという名のマイノリティ」って
とてもつまらないところに流れ着くと思ってるから。
多数派というのは何か素晴らしい項目があるから選ばれて多数派になっている、
それはある意味では真実だと、筆者も思います。
でも、では他の評価基準で同じものを見た時にはどう感じますか?
時間が無い時に短時間でそこそこの内容が得られるものを選ぶ。
時間がある時にじっくり時間を掛けても濃い内容が得られるものを選ぶ。
時間があっても他のことに使いたいからそこに掛けることの出来る時間は無い。
あまり時間はないけどそれは重要だからなんとかして時間を割り振る。
時間に限った話じゃなくて、労力でもお金でも同じことですね。
それを、誰かの価値基準でマジョリティとされているものを選んでしまう。
自分の意志ではなく、誰かの意志に委ねてしまう。
まぁ確かに、何も考えなくて良いのは楽かもしれないですけど、
それって自分が何かをしているっていうレゾンテートル感からは離れてしまうわけです。
最も効率の良いモノ1択、
あるいは無数の選択肢があるはずなのに2-3種類しか提供されていないとかになったら
そんなつまらない世界って…と筆者は思います。
だからこそ、
それを欲するヒトが少なくてもそれを提供する、という方向を向こうと。
少数派の方を向こうと、筆者は思うのです。
自分が「こんなものがあったらいいな」と思うモノは、
他にも同じことを考えてるヒトが居るはずだ、と。
まぁ、多数派をうまくのせたほうが、商売としては儲かるのかもしれませんけどね。
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