1
Sat, 12 Jul 2014 19:17:27
クセと個性
コレが厄介な問題で。
クセは抜きたい。
個性は活かしたい。
…うーん。
いろいろ観ていて聴いていて演じてみて思ったのは、
これって表裏一体なんですね。
その人ならではという要素なんだから、個性なんです。
でも、もうちょっとこんな感じに、という補正オーダーに対して反応しきれないのは、クセ。
クセだと思って抜きすぎると個性も飛んでしまうし、
個性をがっつり押し出してます!ってやっちゃうと、クセだらけと感じられてしまう。
まぁ、どこまで補正可能な範囲を拡げるか、っていうのは難しいところもありますが、
でもそれは訓練で拡げていくしかないわけで。
それもホントなら、口腔内や声帯に関する理論だったり、
あるいは音楽理論的なところだったりという
技術的論理的補完もあって良いのではと思うのですが、
悲しいかなそういう話が少ないのは
恐らくそういう理論よりも体と感で進んできてしまった方々が
壇上で教鞭を振るっているからでしょう。
そう思うようになってから、
体当たり反復はまぁ筋トレ的な位置づけと考えることにして、
成長を考える時は「そんなところって動かせる筋肉あるのかな?」的なところで
いろいろ試行錯誤してみるようになりましたね。
コメントを残す