100円すらも出し渋る世の中
なんかねぇ…
不景気の原因って、こういうところにあるような気もするんだよねぇ…
っていう、そんなお話。
少額の積み重ね。
それを、誤差と見るか、節約貯蓄対象と見るか。
毎日10箇所で100円ずつの少額コンテンツを得る生活をしていると、
1ヶ月で3万円程度、ってことになります。
ゲーセンで1ゲーム遊ぶ、
缶珈琲のある時間を過ごす、
昼飯に1品追加して豪華にする、
ジュークボックスで好きな曲を1曲聴く…
まぁ時代に合ってなさそうなモノも含まれていますが(笑)
そういう「豊かさ」に繋がっていたものを削りに削って、
どケチ級の節約術からの貯蓄で老後に備えましょう、みたいな
いや老後とか言う以前に住宅ローン教育ローンに翻弄されるような。
そこまで労働者から搾って出てきたモノがどこに行くか、って
そりゃ一部の富裕層や特権階級層に流れていくのでしょうが、
流れていった先でもやっぱりまた蓄える方向に行ってしまうわけで。
結局ね、
どの層もろくにお金を使わない、サービスを得て対価を払おうという方向に行かない、
そりゃあ経済も停滞するってものですよね。
バブルが悪い悪いなんて言ったりもしますが、
購買意欲という意味ではあれはとても良かったと、筆者は思うんですよ。
ただ、ロクに価値のないものまでもが高額で取引されていた、という
ある種の詐欺のようなものまでがそこには混ざっていた。
…そういうことなんだろうな、と。
コメントを残す