旅と食事
どこかに出かけた時、何を食べようと思いますか?
どこに行ってもコンビニ・ファミレス・ファーストフード、
という方も居るかもしれませんね。
筆者の場合は…他のモノを選びたいと思いつつも、
結局はコンビニやファーストフードを選ばざるを得ない、
といったことが多々あります。
では何を選びたいのかというと、
「現地感のあるモノ」
に触れたいのです、本当は。
でも、2つの意味で、そういう選択がしづらい。
ひとつは、営業時間。
ひなびた温泉宿的な田舎地域に行くと、
昼食時間帯は営業してるけど、夕食時間帯に営業してなかったり。
宿をとってのんびりすればいいんですけどね、
筆者のように深夜は仮眠しつつ移動して日中は行動する、
みたいなヒト…は特殊だとしても、
日帰りだけど日中は目一杯いろいろ見たいヒトとかだと
日も落ちてきたし夕食をどこかで、ってパターンもあるだろうなと。
もうひとつは、ご馳走の概念。
どうも日本人は、と括ってしまうとやや語弊もあるかも知れませんが、
普段の自分たちが食べているモノを恥ずかしいと思ったり、
外来のめずらしい食べ物を有り難がったりする傾向があるなぁ、と
筆者は感じることがあります。
するとどうなるか…
山菜料理よりもトンカツがご馳走として外来者に提供されてしまう。
漁師料理よりも江戸前寿司がご馳走として外来者に提供されてしまう。
「和食れすとらん」に入ってみたら会席セット的なモノばかりで、
現地独特の料理が一切無かったなんてこともありました。
だったらコンビニ飯でもいいや、ってなことになってしまうのです。
ご馳走として「比較的質の良い素材」を選出した料理、だったら良いんですけどね、
「外来素材」や「普段しない調理法」を選ばれてもなぁ、と筆者は思うのです。
だって、外来者の視点から見れば、
その土地に行って触れたいモノはその土地のモノであって、
B級素材のままの普段の料理だって、普段の生活の中にはないモノなのですから。
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